2010年 06月 24日
夏の贈り物 |
ロッテルダムでロンことヒローミーこと伊藤比呂美さんの朗読を堪能してミュンヘンに帰ってきた翌日は、父の日の日曜日、この日は娘の17歳の誕生日なのだった。たしか生まれた日も日曜日で父の日の贈り物だと言ったものだが、元気に育ってくれたのがなによりもの報いである。
小雨ふる一日、朝から妻がスポンジケーキを焼き、昼には珍しく白米などというものを炊いて手巻き寿司でお祝いをする。娘はこの二週間、学校の授業の一環として養護学校で実習を行っていたのでくたくた。外で食事をするよりも家でゆっくりしたいというのであった。
この日はまた夏至の手前でもある。ミュンヘンでも夜はなかなかやってこない。その後フィンランドへ移動したらますます昼の世界が長くなった。昨日は空が暮れるのを見極めてやろうとがんばって起きていたら、とうに真夜中を過ぎてしまい、今日はいささか寝不足気味である。
by foryoureyes
| 2010-06-24 00:21