2009年 11月 22日
ミュンヘン日記 + SF Gallery 4 |
妻がゴミ袋5コ分集めてくれた庭の落葉を町外れのゴミ処理場まで持ってゆき、その足で散髪屋へ行き、そのまた足でプールに行き、ついでにスーパーへ寄って帰ると土曜日はもはや昼過ぎである。
今日は学校で聖マルティンのお祭りが行われている。数年前まではこの日は雪と氷に覆われて、その凍てつく夜に子供たちの提灯行列が行われるのが常だったが、この数年は温暖化。今日もシャツ一枚でも平気な陽気である。
夕方の街へ出かける。カールス広場にはスケートリンクが設置され、マリエン広場やゼンドリンガ—門の前にはクリスマーケット市の小屋が準備されている。今年も終わりを迎えようとしている。都市と時間と人間について考えながら二時間ほど回遊する。みんなが生きて行為しているなかで我ひとりが姑息な観察者。
「すばる12月号」「文藝春秋12月号」原稿の載った雑誌が届いている。詩を読み返すのは楽しく、散文を読み返すのは苦痛である。
by foryoureyes
| 2009-11-22 16:48