2009年 11月 27日
Things to do |
朝起きてすぐ今日やるべきことを紙に書き出してみたら全部で八項目あった。
いまそのうちの五つに赤い線が引かれて目の前にはビールがある。
つまりあと三つ残っているのだが、それが明日に回っても構わないと(ビールに口をつけた瞬間から)思っている。
これを今日やるべきことではなく、死ぬまでにやるべきこととしたらどれくらいの項目があがってくるのか。
数えきれないほどか、ゼロか、どちらかのような気がする。
そのどちらを選ぶかはそのときの気分次第だけれども、たとえ前者に傾いたとしても心のどこかに後者の可能性が残っている以上、その「数えきれない」Things to do だって、明日ならぬ死後に回してもいいのではないか。
すべてはやりかけのままで終わりを迎えるのだ。
読みかけの本、書きかけの詩、決してなくなることのない洗濯籠のなかの汚れ物・・・
現在と過去と未来がひとつに重なる時、やりかけと終了の区別もなくなるだろう。
そのときだって木の葉は風にさやいでいるのだ。
by foryoureyes
| 2009-11-27 02:08